Question
遺言は財産が多い人だけが残せばいいものでしょうか?
Answer
財産の金額にかかわらず、以下の場合には遺言を残すことをお勧めします。
① 離婚・再婚等の経験があり、相続関係が複雑な場合
② 兄弟姉妹しか相続人がおらず、複数の相続人が存在する場合
③ 相続人が存在しない場合
遺言は亡くなった方の意思を相続人に伝えるためのものです。
親族同士が相続でもめる姿は誰でも見たくありません。
また相続人がいないとなると、残った財産等の処分が行われず
周囲の人に迷惑をかけることもあります。
財産の額に関係なく、行わなくてはならない手続きは同じです。
「争族」にさせないためにも遺言を残しておきましょう。
それが相続人のためにもなります。